【Word】マイナーだけど便利なショートカット/キーボード操作

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普段からテキストの入力を生業としている翻訳者であれば、コピー(Ctrl+C)、切り取り(Ctrl+X)、貼り付け(Ctrl+V)、元に戻す(Ctrl+Z)といった基本的なショートカットキーは普段から活用している方も多いと思います。

しかし、Wordにはほかにもあまり知られていないけれど便利なキーボード操作がいくつかあります。

ここでいくつか紹介したいと思います。


単語単位でカーソル移動

Ctrl+カーソル左右キーで、単語単位で移動することができます。

長いカタカナの単語(コンピューターなど)やスペースが多数ある場合など、一気に移動ができて便利です。

Shiftを押しながら移動することで、選択範囲を動かすこともできます。

段落単位でカーソル移動

Ctrl+カーソル上下キーで、段落単位で移動することができます。

インデントや見出しなど、Wordでは段落に設定されている書式もあるため、この操作の出番は意外と多くあります。

こちらもShiftと組み合わせれば、段落単位でコピペがスピードアップします。

ページ移動

Ctrl+Gを押すと、ページ番号を指定して移動することができます。

「何ページ目の○○について」などの話をする際に、とても重宝します。

「移動先」のリストにもあるとおり、セクションや行、コメントなどの移動もできるため、
使いこなせばページ移動がスムーズになります。

書式の蛍光ペンを設定

自分での見直し用や、クライアントとの申し送りなどで、一番目立つ蛍光ペンを使う方も多いでしょう。

実は蛍光ペンにもショートカットキーが設定されています。

それはAlt+Ctrl+Hです。HighlightのHですね。

ただし、Wordを開いてから一度も蛍光ペンを使っていないときは、
無色の蛍光ペンが設定されてしまうのでご注意を。

そんなときは一度、使いたい色をクリックすればOKです。

【番外】全角モードで半角スペースを入力

これはWordの機能ではありませんが、非常に便利なためここで紹介します。

日本語に翻訳しているときは基本的に全角モードを使っていると思いますが、
この状態で半角スペースを入力したいこともよくあります。

そんな時は Shift+スペースを押しましょう。

これだけでいちいち半角と全角を切り替えなくても半角スペースを入れることができます。


これからも随時更新予定です。

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