【Outlook】一時ファイルの場所

メールにファイルが添付されていると、ついついダブルクリックして開いてしますよね。

そのまま保存したけれど、閉じたらどこにいったか分からない……
こういった一時ファイルの保管場所を紹介します。

2021/2/24 追記
細かい内容はとばして、とにかくフォルダを開きたい場合は、「PowerShellを使って一発で開く(2021/2/24 追記)」をご覧ください。


さて、いきなり結論ですが

C:\Users\%USERNAME%\AppData\Local\Microsoft\Windows\INetCache\Content.Outlook\….

に保管されています(%USERNAME%はご自身の環境に合わせて読み替えてください)。

しかしながら、この場所を表示させるのも実はなかなか難しいのです。

なぜかというと、エクスプローラーで「隠しファイルを表示する」にチェックを入れても、
INetCacheというフォルダは表示されないからです。

というわけで、この場所にたどり着く方法を解説します。

まずはエクスプローラーでのリボンメニューの「表示」をクリックして「隠しファイル」にチェックを入れます。

余談ですが、「ファイル名拡張子」にチェックを入れていない方は、この際にチェックしておくことをお勧めします。

次に、エクスプローラーで次の順にクリックをして移動していきます(例によって%USERNAME%は自分の使用しているユーザー名のことです)。

C > ユーザー > %USERNAME%

ここまで進むと、AppDataというフォルダが薄く表示されています(隠しフォルダ)ので、ダブルクリックしてさらに進んでいきます。

そしてそのままさらに Local >Microsoft > Windwos と進みましょう。

ここまで行けたら次のような状態になっていると思います。

先ほども書いた通り、INetCacheというフォルダは表示されていませんね。

ここでエクスプローラーのファイルパス(Windowsの後ろあたり)をクリックして、直接編集できるようにします。

ここで\INetCache をWindowsの後ろに貼り付けます。

\(円マーク)を忘れないように注意してください。最後にEnterキーを押します。

すると、このような場所が表示されますので、Content.Outlookに入って必要なファイルを探してみてください。

PowerShellを使って一発で開く(2021/2/24 追記)

隠しフォルダをうまく表示できない場合などは、PowerShellを使うことで一気に表示させることも可能です。

まずはスタートメニューを開き「powershell」と入力します。するとPowerShellが候補に挙がってくるので、それをクリックします。

次に、以下のコードをコピーして、PowerShell画面の > の後ろに貼り付けます。

Invoke-Item .\AppData\Local\Microsoft\Windows\INetCache\Content.Outlook\

PowerShell画面への貼り付けは Ctrl+V か、ウインドウ上で右クリックすればOKです。

あとはEnterキーを押せば、エクスプローラーがOutlookの一時フォルダを開いてくれます。

CATOVIS LS

MS Office Wordと接続。軽量型でWYSIWYGを実現