【テレワーク向け】エルゴノミクスキーボードの採用
PC周りのガジェットを自分好みにできるのが、テレワークのいいところでしょう。
私個人は「エルゴノミクス」系のキーボード・マウスが大好きなのですが、デザインが独特なことから会社ではなかなか使いにくいものがあります(特にキーボード)。
そんなわけで(?)翻訳者として文字を打ち続ける傍ら、プログラムも書くキーボード酷使人間の私が使ってきてエルゴノミクスキーボードについて私見をまとめてみます。
エルゴノミクスキーボードとは
「エルゴノミクス」とは人間工学のこと。
エルゴノミクスキーボードというのは、人間工学に基づいて疲れにくいデザインになっているキーボードで、だいたい次のような特徴があります。
- V/B/N/M あたりが一直線に並んでいない
- 手前側がカーブしており、パームレストのようになっている
- ものによっては、タッチタイプの際の右手側・左手側がわかれている
ノートパソコンのような、やや狭いキーボードを使おうとすると、どうしても肘を絞めるような格好になってしまい、肩こりが進みます。
エルゴノミクスキーボードは、キーボードの手前側が曲線になっているため、自然に手を伸ばした状態でV/B/N/Mを打つことができます。
キーボードをたたき続ける翻訳者なら、ぜひ一度試してみてほしいところです。
【初めてのエルゴノミクスキーボードにオススメ】 マイクロソフト ワイヤレス コンフォート デスクトップ 5050 PP4−00023
やはりマイクロソフトはいい仕事をします。
このキーボードは、手前が湾曲していながらも大きく離れておらず、初めてエルゴノミクスキーボードを導入するという方でも、違和感は少ないでしょう。
また、カーソルキーやテンキーも適度に離れており、入力にストレスを感じることはほとんどありません。
メンブレンタイプなため打鍵音はあまりしませんが、ここは意見の分かれるところ。
とにかく気に入っていて3年ほど使用し続けたのですが、無線の認識が甘くなって外れることが増えたため交換するに至りました。
【ポインティングディバイスとスクロールホイール付き】サンワサプライ エルゴノミクスキーボード SKB-ERG5BK
私が今使っているのが、このサンワサプライのエルゴノミクスキーボード 「SKB-ERG5BK」です。
同じマイクロソフトのキーボードを買い替えようかとも思ったのですが、レシーバー認識の反動から有線式のキーボードが欲しくなったのと、ポインティングデバイス(トラックボール)とスクロールホイールが手元にあるのに惹かれ、こちらに決めました。
というのも、翻訳をしていると資料をめくることが多いと思いますが、マウスのホイールだと100ページ単位の資料を使っていると、どうしても手首が疲れてきます。
その点、このキーボードの位置であれば、親指で動かすことができますし、左右どちらの手も問題ありません。
さらに両手をキーボードに置いたまま移動できるので、目的の場所についたらすぐにタイピングを始めることができます。
上と同じくメンブレン式ですがストロークが深く、一文字一文字を打った感触が強く残るため、タイプミスも若干減りました。
ただ、特殊すぎるキー配置は賛否の分かれるところでしょうか。
左のShiftキーは非常に短くなっており、その文「アンダーバー」がZキーの隣に来ています。
慣れてしまえば、Pythonなどアンダーバーを多用する言語を使用していると便利この上ないのですが、他のノートPCを使おうとするとミスのもとに……
あと、ポインティングデバイスの感度が高すぎるため、カーソルをすぐに見失ってしまいます。
(マウスの感度と別に設定できないため、感度を下げると今度はマウスの動きが遅くなってしまう)
このようにマイナスポイントもありますが、手軽な値段で購入できることもあり、オススメできる一品です。
ぜひ自分好みの周辺機器をそろえて、楽しいテレワークライフをお送りください!

MS Office Wordと接続。軽量型でWYSIWYGを実現